世田谷区・目黒区・渋谷区・大田区 | 五健鍼灸整骨院グループ

知っておきたい「膝関節」のあれこれ(1)

(1)「膝に水が溜まる」ってどう言う事なの?

「膝に水が溜まったので医者に行って抜いてもらったけど、まだ痛みが取れない」といって来院される患者様が時々いらっしゃいます。「何で溜まったのか?」「どんな水なのか」等、疑問に思う方も多い事と思います。膝など関節に溜まる「水」は関節滑液といって滑膜といわれるところから分泌され「骨と骨」や「骨と軟骨」同志の摩擦を防ぐ潤滑油の作用や関節内に必要以上の熱が蓄積しないように作用している物質なのです。この関節滑液は通常、関節にとって必要な適量分が分泌され、そして再吸収されるという現象を繰り返しています。しかし、関節に生じた捻挫や打撲、繰り返しの無理な曲げ伸ばし等の原因で関節部に急激に炎症が勃発するとすぐに、その炎症に対応すべく、通常の何倍もの大量の関節滑液が分泌される為、再吸収が間に合わず結果的に関節内に大量に溜まってしまうのです。何故大量に関節液が分泌されるのか? まず関節に発生した炎症を「関節内が火事に見舞われた」と想像して下さい。即ち(炎症=火事)です。火事になれば直ぐ、消火活動の為に放水します。この放水に相当する「水」が滑液(潤滑油)なのです。即ち(放水=滑液)です。火事の状態が大火であればある程、消火の為の放水量が多く必要となります。関節の炎症も同じ原理で炎症の程度がひどければひどい程、その炎症を「鎮火」させる為に分泌される滑液の量も多く必要となるのです。必要以上に関節に関節液が溜まってしまうと関節を包んでいる関節包が膨張、圧迫され、腫れぼったい感じや、疼痛の為、歩行が不自由になります。整形外科等で異常に溜まっていると診断された場合は注射器で「穿刺」し溜まった「水」を抜きとってもらうと、膨張や圧迫がとれ一時的に歩行や痛みも楽になります。しかし、これで炎症が治ったわけではありません。ほとんどの場合、関節内部はまだ「ぼや」状態か「くすぶった」状態であり完全に「鎮火」したわけではないのです。その為、消火活動の為の放水状態はずっと続いており、少しづつ水が溜まってしまうのです。この事が「二度も三度水を抜いてもらった」とか、一度抜いたら「くせになる」とか、よく患者さんから聞かれる言葉なのです。五健整骨院では膝に「水」が溜まってしまった患者様には(必要であれば提携医療機関で「穿刺抜水」)関節の外側からも厳重に氷嚢や冷シップで冷やし、日中は包帯やテーピング等で関節をしっかり固定、少し時間がかかりますが完全に炎症を「鎮火」させ二度と水が溜まらないよう再発防止の治療の実績を積み重ねています。膝関節についていろいろお悩みの有る方は是非一度御来院下さい。

(c)2014 五健鍼灸整骨院グループ