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知っておきたい「膝関節」のあれこれ(3)

「正座」は膝関節の「捻挫」です!

体の各関節には運動方向に対し「正常可動域」というものがあります。例えば正常な膝関節であれば足をまっすぐに伸ばした状態が0°(伸展)、その状態から膝を折り曲げる動作(屈曲)は130°というように、多少の個人差はありますが凡そ決まっています。自力で膝関節を曲げても決して踵はお尻には着きません(簡単に着いてしまうしまう人は膝関節そのものに弛みがあり、今は痛くなくとも治療が必要な方です)しかし自分の手で足首や足の指先をつかんで曲げれば踵はお尻に着きます。転倒したり、しゃがみ込んだりした時、骨や関節が傷まないよう、いざという時にめいっぱい曲がる仕組みになっているのです。これが膝の「クッション」「弾力性」なのです。「正座」や「しゃがみこみ」などの動作では膝関節そのものに体重等による強い負荷がかかってしまいますので130°以上曲がってしまい、靭帯や関節包を傷めてしまうのです。関節に外力が加わり正常可動域以上に曲がったり伸びたりしたものを「捻挫」と言います。つまり、「正座」そのものが「捻挫」と言う事になります。繰り返しや長時間に及ぶ「正座」「しゃがみこみ」動作はなるべく避けた方がいいのです。しかし、色々な事情でどうしても「正座」や「しゃがみこみ」動作で膝関節に無理をかけた場合は、その動作が終了したら、すぐに膝関節の周りを自己流で結構ですから両手でゆっくりマッサージして、さすってあげたりストレッチをしてアフターケアをして下さい。またできれば就寝前に冷シップを貼付しておやすみになれば完全な対処法となります。

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