2015/08/28 | カテゴリー:西小山本院
こんにちは。
五健鍼灸整骨院西小山本院です。
今回は「捻挫(ねんざ)」についてお話します。
一度損傷してしまったら、 しっかりと施術・予防をしないと
痛みが残ってしまうばかりか、捻挫癖がついてしまう事も。
そうならない為には、どこの部位の靭帯損傷なのかを正確に見極めなければいけません。
足部の靭帯は多数あり、その中でも一番多いのは内反捻挫による
前距腓靭帯損傷(ぜんきょひじんたいそんしょう)なのですが、
今回は、足関節捻挫の中でも
特に見逃されやすい
リスフラン靭帯損傷をテーマにしたいと思います。
まずリスフラン靭帯損傷の解剖的にポイントとなるのが3つ。
1、リスフラン関節の中でも第1楔状骨(けつじょうこつ)と第2中足骨の離開が損傷の主体である。
2、第2中足骨基部は3つの楔状骨が形成するくぼみに挟まれ、横アーチの頂点に存在。
3、第1、第2中足骨間には靭帯は存在せず、第2中足骨基部と第1楔状骨との間を斜走して結ぶリスフラン靭帯により結合。
またリスフラン関節損傷の受傷原因は大きく分けて2つ。
1、交通事故などによる強い外力によるリスフラン関節脱臼。
2、スポーツ特に球技系で受傷することが多いリスフラン靭帯損傷。
しかしどちらも頻度的には低く、 X線での変化に乏しいので見落とされやすい疾患の1つです。
普通の捻挫と診断し治療され陳旧性へと発展しまうケースが多くあります。
治療に関して、保存療法・手術療法があります。
「たかが捻挫されど捻挫」五健鍼灸整骨院では、
患者様にしっかりとした説明を行い手術が必要なのか、
手術しなくてもよいのか、
固定はどのぐらい必要なのかをお伝えしています。
整形外科での経過観察の下、
早期回復に努めますので、安心してご来院下さい。
目黒線西小山駅からにこま商店街すぐ→https://goken-g.co.jp/group/nishikoyama/