2015/09/20 | カテゴリー:西小山本院
現在、顎関節症に関しては明確な原因がわかっておらず、世界的に認められた共通の定義というものは存在しないというのが現状のようです。
ここでは日本顎関節学会の分類をご紹介したいと思います。
- 顎関節症Ⅰ型
咀嚼筋障害(咀嚼筋障害を主徴候としたもの)
- 顎関節症Ⅱ型
関節包・靭帯障害(円盤後部組織・関節包・靭帯の慢性外傷性病変を主徴候としたもの)
- 顎関節症Ⅲ型
関節円板障害(関節円板の異常を主徴候としたもの)
a: 復位をともなう関節円板転位
b: 復位をともなわない関節円板転位
- 顎関節症Ⅳ型
変形性関節症(退行性病変を主徴候としたもの)
- その他(顎関節症Ⅴ型)
上記の分類に該当しないもの
☆開口度
正常は40㎜以上。一般に、男性で40㎜以下、女性で38㎜以下を開口障害と位置づける。
次回は五健整骨院で受けられる顎関節症に対する施術をご紹介していきます。