2015/11/19 | カテゴリー:六郷本院
皆さんおはようございます、六郷本院 菊池です。
腰痛シリーズ内科編では
『腹腔の歪みと腰痛』
『肝臓疲労と腰痛』
『腎臓疲労と腰痛』
『横隔膜と腰痛』
『腸の固着と腰痛』
『便秘と腰痛』
『下痢と腰痛』
『婦人科疾患と腰痛』
『膀胱・前立腺と腰痛』
の9つについてお話していきます。
本日は【腹壁と関係の深い臓器は?】についてお話しますね。
お腹の中身はこんな感じです。
(こういう絵苦手な方、ごめんなさい)
腹腔の上壁は横隔膜です。横隔膜とくっついて右側に肝臓があります。左側には脾臓があります。後ろ壁には腎臓・副腎があります。下壁には骨盤内臓器(子宮など)があります。前壁には小腸があります。治療上、主要な臓器をあげるとこんな感じです。
特に横隔膜は重要で猫背を始め、不良姿勢の元凶となります。
腎臓は大腰筋と繋がり、腰の曲がりや骨盤の変位に関係しますし、下っ腹のポッコリはだいたい腎臓の変位がみられます。
肝臓は1番大きく重たい臓器なので、変位すると体が右に傾くほどの影響があります。
ウエストが片方だけクビレがない!?や 両方・゜・(ノД`)・゜・ という場合は小腸の固着や子宮の変位が考えられます。
などなど、外見(骨格)が歪んでいるなぁ~ということは、中身(内臓の位置)もそれなりに歪んでいるものなのです。
次回は、『肝臓疲労と腰痛』についてお話しします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
六郷本院 菊池