2018/05/31 | カテゴリー:用賀本院
前回のブログでお伝えした『目を動かすと、実は首の筋肉も勝手に動いている!』の続きになります。
前回は後頭部と首のつなぎ目(髪の生え際)には、僧帽筋や後頭下筋群などがありこれらが眼球の動きを安定させる補助をしているというお話でした。
眼の動きと首の動きが連動することを医学的には運動連鎖と呼びます。
人間の体のスムーズな動きは無意識に行われる様々な運動連鎖に支えられているのです。
それでは今回もご自分でできる簡単な実験をやってみましょう!!
実験その①
2 ゆっくりと首を左に曲げ振り返ります。
(左右どちらでもかまいません。今回は左を例に説明いたします。)
3 いけるところまで振り返りどこまで向けたかを覚えておいてください。目に入るもので覚えておくと楽ですよ。
4 顔を正面にもどして写真のように眼だけを左にMax向け20秒キープします。
5 眼を正面にもどし、もう一度ゆっくりと左を振り返ってみましょう。
・・・左に向きやすくなってますよね!
これが運動連鎖です。
もうひとつやってみましょう!
実験その②
2 下の写真のように目を閉じて親指と人指し指で眼球をまぶたの上からおさえます。
3 実験①と反対の方向へ親指と人指し指眼球を少し移動させます。20秒程度でかまいません。
※このとき目は自分で動かさないでください。指で横へ動かす感じです。
4 指をはなして眼を開きます。ゆっくりと振り返ってみましょう。
今度は右向きがいきやすくなってますよね!
実は、この効果は首だけでなく身体全体をひねる動きの改善効果もあります。
でも、この体を柔かくするコツはどんな時に役立つの・・・?
覚えておくと・・・たとえばゴルフなど体をひねる動作が多いスポーツのパフォーマンスの改善などに役立つかもしれません!
ぜひ、試してみてください!!
ご質問、体の調整等は、五健整骨院 用賀本院へ 😉